とうとう大晦日ですね伊織@狛犬屋です。
今年の大掃除は大晦日になってしまったので、これから最後の買い出しに行ってガシガシやります。
(とは言ってもキッチンやお風呂場はちょこちょこやってたので、大がかりな掃除は特になく)
そんな年末なのですが、前から
「正絹襦袢を自宅で洗う実験」をやろうと11月の段階でリサイクル激安襦袢を手に入れていたのに放置していたので洗ってみました。
普段は半襦袢に自作の裾除けスカートなので、そろそろ正絹長襦袢を着てみようかなと。

こんな感じの袷になっているよくあるデザインの襦袢。
運良くだいたい私サイズのを骨董市にて発掘。
和裁の心得は無いのですが、縮んだら解いて適当に縫い直せばいいかというお気楽な感じの実験です。
デカイ洗面器があるので、まずはお洒落着洗い用洗剤でぬるま湯に溶かしてドボン!
(ボー○ド使用)
擦ったりせず押し洗い(樟脳の臭いフワ~)
↓
2回程すすぐ
↓
ファーファの柔軟剤に10分ほど浸け置き。
(この間柄の色は出ず)
洗濯機で軽く脱水して着物ハンガーで干す。
夜中に作業したので一晩干し、朝に回収。
結果、、、、、、、、、

一番懸念していた縮みも無く、縫い目の糸の引き攣れも気になる程はありませんでした!
少し引き攣れて見えるのはシワだと思われるので、アイロンをあてれば気にならないかと。

こちらは脇縫い。これもアイロンでどうにかなる程度。
生地自体の縮みは見られず、元々か裏地が縮んだか少しばかり袋っぽくはなってましたが気になるほどではなく。
一つ失敗したのが、朝起きるのが遅かったため襦袢を回収できず日光が当たってた面の柄が少し薄くなった(ヤケ?)くらい。
ヤケてない方の柄色が100%の濃さだとすると、ヤケた面の濃さは80%くらいかなと。
じーっと見比べない限りパッと見には分からない程度でした。
いつもはウールとか洗うの時は夕方に干して日付が変わる頃に取り入れてたのですがね。
寝坊め、、、(;´д`)
今回は「正絹襦袢は自宅で洗えるか!?」の実験でしたが、
洗えました!(ですがあくまで自己責任でお願いします!)
紅絹など赤系生地は色が出る事が多いのでプロに任せるか、他のモノと一緒に洗わないように。
(多分泣く事になると思います)
正絹長じゅばんは縮みにくい生地が多いようなので、自分で洗ってらっしゃる方も結構いらっしゃるようです。
ただ縮んでしまう襦袢ももちろんあると思うので気を付けてくださいね~。
今年最後の着物ネタ以上おわりっ!!
(これから掃除)
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今年も一年、狛犬屋を有難うございました!
皆さま良いお年を!
( ´∀`)ノ

(大丸心斎橋店 12月30日撮影)
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